イノベーションの最終解 第4章-10:イノベーションに影響を与える市場外の要因
表4-1は「適切な介入が功を奏する状況(法的な障壁または経済性の歪みがイノベーションを阻害している状況)」と「介入がほとんど効果のない状況(技術的隙壁とジレンマの状況)」を判別する方法をまとめたものである。
| 状況 | 判別方法 | シグナル | 何が起こり得るか |
|---|---|---|---|
| 市場外の要因が状況を改善し得る |
実証済みの技術をもった企業が市場外の障壁のせいで市場に参入しない
|
能力または動機づけを高めるための正しい措置 |
|
| 経済性の歪みに対処せず、人為的な動機づけをもたらすような措置 |
|
||
| 市場外の要因が状況を容易に改善できない | 新規企業が市場に参入するための技術的能力を持っていない(相互依存性が求められる) | 能力を高めようとする措置が失敗する |
|
| 業界に動機づけも能カもない | 一気に市場の変革を図ろうとする「ビッグバン」方式の措置を強引に進める |
|