イノベーションへの解 第1章-5:成長という至上命令

最後に、本書で取り上げる問題をまとめると次のようになる。

  • 第2章
    • どうすれば最強の競合企業を打ち負かすことができるか。
    • どのような戦略を取れば競合企業に滅ぼされ、また逆にどのような行動方針に従えば優位に立てるか。
  • 第3章
    • どのような製品を開発すべきか。
    • 顧客は従来製品に対する、どのような改良に喜んで割増価格を支払い、どのような改良には関心を払わないか。
  • 第4章
    • 利益ある事業を築く上で、最も発展性のある基盤となるのは、どのような初期顧客か。
  • 第5章
    • 製品の設計、生産、販売、流通に必要な活動のうち、どれを社内で行い、どれを提携先や下請け業者に任せるべきか。
  • 第6章
    • どのようにすれば利益の源泉である、強力な競争優位を確実に維持できるか。
    • コモディティ化の前兆を捕らえるには、どうすればいいか。
    • 利益を維持するためには、何をすればいいか。
  • 第7章
    • 新事業にとって最適な組織構造とは何か。
    • どのような組織部門やマネージャーに、新事業の成功を導く責任を任せるべきか。
  • 第8章
    • 必勝戦略の細部を正しく詰めるには、どうすればいいか。
    • 柔軟性が重要なのはどのようなときで、柔軟であるがゆえに失敗するのはどのようなときか。
  • 第9章
    • 誰の投資資金が成功を促し、誰の資金が命取りになるか。
    • 各発展段階で、最も役に立つ資金源はどれか。
  • 第10章
    • 事業の成長を持続させるために、上級役員はどのような役割を果たさなければならないか。
    • 上級役員は新成長事業の運営を誰に任せるべきか。
    • 上級役員が新事業に干渉すべきでないのはいつで、関与すべきなのはいつか。

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