イノベーションへの解 第1章 概要
イノベーションのプロセス
イノベーションのプロセスを予測可能にするには、事業構築に携わる中間管理職に作用する力(何を決定し、何を決定できないかをコントロールする力)を理解する必要がある。
破壊メカニズムの解明
破壊的成長の予測可能性の基盤ができ始めるのは、同じ因果のメカニズムが予測と異なる結果(特殊な事例、アノマリー)を生じるのを発見したときである。
アノマリーの発見を機に、その状況の中の何が原因となって、同じメカニズムから異なる結果が生じたのかを解明していくことができる。
確かな理論
確かな理論においては、産業や製品、サービスなどに基づく「属性」ではなく「状況」で区分する。
破壊理論
イノベーションのジレンマ:利益を最大化させる資源配分メカニズムが、特定の状況下では優良企業を滅ぼすことを説明する理論
イノベーションへの解:新規事業を狙い通りに発展させ、破壊される側ではなく破壊者となって、ライバルの実績ある優良企業を最終的には破滅に追い込まねばならないマネージャーに指針を与える、さまざまな理論
成長事業を破壊的な事業として形成するためには、重要なプロセスや意思決定をすべて、破壊的イノベーションの状況に合わせて調整する必要がある。